児童扶養手当とは?所得制限、金額、支給日などはこちらでチェック!

この記事の所要時間: 734

母子手当てという通称で知られている、児童扶養手当。

シングルマザーなら誰でも一律にもらえるわけじゃないんですよ!

児童扶養手当の所得制限・支給金額・支給日は?

児童扶養手当の申請に対応している市区町村役場の男性職員

児童扶養手当は国の法律によって決まっていますが、
支給するのは各市町村ですので、
申請はお住まいの市町村で行ってください!

児童扶養手当の支給額は、
シングルマザーの前年度の所得によって変わります。

全額支給で児童一人につき42,330円(平成28年度)です。

児童二人目は5,000円加算、
三人目からは3,000円加算となります。

現在児童扶養手当法改正について、与野党で話し合われてます。

政府案としては、二人目は10,000円、三人目以降6,000円と倍額に対し、
 
野党案では、二人目以降を一律10,000円に引き上げ、
支給対象を20歳未満の大学生まで拡大としています。(がんばれ!野党(笑)!!)

児童扶養手当の支給額を具体例で計算してみた!

あなたが子供と二人家族で養育費はもらってなく、
パートだった場合で具体的に計算してみましょう!

時給1,000円で、朝9:00~夕方3:00まで、
土日祝日休みで働いていたとします。

1日当たり6,000円で、1ヶ月に働ける平均日数は大体20日になりますから、
月収120,000円になりますね?

これから所得を計算していきます。

月収120,000円×12ヶ月=144万円になりますが、
これがすべて所得になるわけではありません。

所得には基本的に税金がかけられますが、
税務署もオニではありませんので(笑)、
働いて得たお金全部に税金をかけるようなことはしないのです!

所得税についての詳細は、
また別の機会にお話していきたいと思っています。

児童扶養手当の所得制限の計算方法

所得と収入とはイコールではありません!

給料の中から働くために必要になるだろうお金や、
その他諸々のものを控除した残りを所得とみなすのです。

カンタンに言えば、
あらかじめザックリ必要経費を引いておこう!
って考え方です。

それが給与所得控除と呼ばれるものです。

この場合の給与所得控除は、下の表から計算すると、
1,440,000円×40%=576,000円

これは650,000円以下なので、
650,000円が給与所得控除となります。

平成28年度 所得控除額表
給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額
1,800,000円以下 収入金額×40%
650,000円に満たない場合には650,000円
1,800,000円超 3,600,000円以下 収入金額×30%+180,000円
3,600,000円超 6,600,000円以下 収入金額×20%+540,000円
6,600,000円超 10,000,000円以下 収入金額×10%+1,200,000円
10,000,000円超 12,000,000円以下 収入金額×5%+1,700,000円
12,000,000円超 2,300,000円(上限)

所得控除額は、年度によって微妙に変わってきます。

所得控除についての詳細は、国税庁公式HP給与所得控除のページをご覧ください。

つまり、所得は790,000円になり、コレからさらに
定額控除8万円が引かれて、710,000円になります。

ちなみに定額控除とは、
児童扶養手当の所得を計算する際の社会保険料控除に相当するものとされています。

なので、児童扶養手当では、逆に社会保険料控除がありません。

生命保険料控除や地震保険料控除もありませんので
源泉徴収表を見て計算するときには注意してください!

また、現在では受給者が(つまりあなたが)扶養される児童の母である場合、
寡婦控除は適用されません。

この710,000円を次の表で見てみると
全部支給されない事が分かりますね。

所得制限限度額表
扶養親族等の数 本人 孤児等の
養育者・配偶者・扶養義務者
全部支給できる
所得制限限度額
一部支給できる
所得制限限度額
0人 19万円 192万円 236万円
1人 57万円 230万円 274万円
2人 95万円 268万円 312万円
3人 133万円 306万円 350万円
4人 171万円 344万円 388万円
5人以上 1人増すごとに上記の額に38万円を加算

児童扶養手当一部支給額の計算方法

そこで次に一部支給額を計算していきます。

児童扶養手当の一部支給額の計算には、
下の計算式を用います。

(全額支給額-10)-(所得額-全部支給の所得制限限度額)×0.0186879

ちなみに最後の、0.0186879は所得制限係数と言うもので、
物価の変動によってこの数字も変わります。

0.0186879は2016年の最新の数字です。

なので、この式に実際に当てはめてみると、
42,320円-(710,000円-570,000円)×0.0186879≒39,700円
となります。

つまりこの例の場合、シングルマザーになると、
お給料とは別に児童扶養手当として39,700円もらえることになります。

ただしシングルマザー初年度からコレだけもらえるのかと言いますと、
ちょっとそこには落とし穴がありますので、注意してください!

その点につきましては、
ショック!離婚後初めての母子手当ての支給額に驚愕!で説明しています。

児童扶養手当の最初の支給日はいつなのっ!?

児童扶養手当がなかなか支給されなくてお金が尽きたシングルマザー

最後に児童扶養手当の支給日についてお話します。

申請が終わったら、一刻も早く手当てがほしいですよね?

ところが、
残念ながらそうは行かないのです……。

まず児童扶養手当は
申請が受理された後の翌月からの計算となります!

なので、今月申請書を提出しても、
来月早速もらえるってことはありません!

ましてや申請書に不備があったら、もっともっと遅れてしまうので、
記入ミスなどないように注意してくださいね!

また児童扶養手当の支給日は、
4月11日に12~3月分
8月11日に4~7月分
12月11日に8~11月分

となっています。

例えば、児童扶養手当申請書が7月に無事受理されたとすると、
翌月の8月から計算開始となります。

なので最初の支給日は、
12月11日!
となってしまいます!

だいぶタイムラグが開いてしまいますが、
コレばっかりはしょうがありません。

とにかく児童扶養手当の申請については、
離婚後なるべく早めに!
記入ミスのないように!

を気をつけて提出しましょう!

児童扶養手当は分からないこと・ナゾだらけ!!

いかがでしたでしょうか?
シングルマザーになるともらえる児童扶養手当。

思ったよりも少ないですか?多いですか?

どちらにしても、お給料とは別にもらえるんですから、
ありがたいことですよね?

ただ、このページではサラッと流してきましたが、
よくよく見ると不思議な言葉とかいっぱいあったのに気づきましたか?

例えば、
所得制限限度額表の扶養親族の数の欄の0人
とか、
所得制限限度額表の孤児等の養育者・配偶者・扶養義務者
とか、
分かりにくいですよね?

そもそも母子家庭なのに、
なぜ扶養親族の数が0人なんて事があるのか?
とか、
配偶者がいたら児童扶養手当はもらえないんじゃないの!?
とか、疑問がモクモクと湧き出しませんでしたか(笑)?

わたしも調べていて、
いろいろ疑問に思った事がたくさん出てきました!

なので、その辺の児童扶養手当の謎を、
具体例をたくさん紹介しながら、
別のページで解明していくことにしました!

あなたもちょっとでも気になったら、
そっちのページにも遊びに来てくださいね!